ライアンエアー [スペイン]
聖ヤコブ年を聖地で祝うために、スペインのマドリッドからサンティアゴ・デ・コンポステーラに行った時、初めてLCCなるものを利用した。ライアンエアーというアイルランド航空会社だった。当時、LCCの大手はアメリカではジェットブルーとサウスウエスト、ヨーロッパだとライアンエアーとイージージェット。アジアではエアアジアが有名だった。日本にもスカイマークエアラインズがあったが、まだまだLCCの知名度は低かった。
サンティアゴ・デ・コンポステーラまでの航空会社はどこでもよかったのだが、飛行機の時間帯と運賃のバランスが一番良かったのがライアンエアーだった。ライアンエアーは徹底したコスト削減が潔い。ビデオや音楽などのエンターテインメント設備どころが、新聞、雑誌、毛布などのサービスが無いことは知っていた。機内食や飲料が有料なのも知っていた。シートがリクライニングしないことも事前にわかっていた。しかし、旅程表をよく読むと「チェックインはオンラインでしかできないから、オンラインでチェックインしろ。空港で搭乗手続きをしないから搭乗券を印刷して持って来い」と書いてあったのには笑った。運賃が安くなるならサービスの簡素化は大いに結構。たかが1時間ちょっとのフライトなので昼寝するのにちょうどいいではないか。実際に乗ってみても、”ないないづくし”には、まったく問題はなかった。しかし、、、しかし、飛行機が離陸すると突然、「パンパカパーン♪」という、けたたましいファンファーレとともにスペイン語の機内放送が流れた。中南米のやけにテンションの高いDJのラジオ放送のようだ。これが、1回や2回流されるのではなく、フライト中にずっと繰り返されているのである。おかげで、離陸したら昼寝をしようという目論見は完全に外れた。ちょっと、うとうとすると、「パンパカパーン♪」と始まるので、ハッと目が覚める。コストパフォーマンスの見合う範囲でならどんなに効率化しようと構わない。度を越したコスト削減も事前にわかっていれば目をつぶる。しかし、お願いだから昼寝の邪魔だけはやめてくれ。
サンティアゴ・デ・コンポステーラまでの航空会社はどこでもよかったのだが、飛行機の時間帯と運賃のバランスが一番良かったのがライアンエアーだった。ライアンエアーは徹底したコスト削減が潔い。ビデオや音楽などのエンターテインメント設備どころが、新聞、雑誌、毛布などのサービスが無いことは知っていた。機内食や飲料が有料なのも知っていた。シートがリクライニングしないことも事前にわかっていた。しかし、旅程表をよく読むと「チェックインはオンラインでしかできないから、オンラインでチェックインしろ。空港で搭乗手続きをしないから搭乗券を印刷して持って来い」と書いてあったのには笑った。運賃が安くなるならサービスの簡素化は大いに結構。たかが1時間ちょっとのフライトなので昼寝するのにちょうどいいではないか。実際に乗ってみても、”ないないづくし”には、まったく問題はなかった。しかし、、、しかし、飛行機が離陸すると突然、「パンパカパーン♪」という、けたたましいファンファーレとともにスペイン語の機内放送が流れた。中南米のやけにテンションの高いDJのラジオ放送のようだ。これが、1回や2回流されるのではなく、フライト中にずっと繰り返されているのである。おかげで、離陸したら昼寝をしようという目論見は完全に外れた。ちょっと、うとうとすると、「パンパカパーン♪」と始まるので、ハッと目が覚める。コストパフォーマンスの見合う範囲でならどんなに効率化しようと構わない。度を越したコスト削減も事前にわかっていれば目をつぶる。しかし、お願いだから昼寝の邪魔だけはやめてくれ。
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