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進化論 [飛行機]

日本国内の航空会社で運行されていた最後のB747が退役した。たしかに、B747は良く乗っているし、これからも乗ることになるだろう。B747は好きだ。B747であると識別しやすいから、他の飛行機に比べて愛着もある。初めての海外旅行でハワイに行った時は何だったかは記憶にないがB747だったに違いない。次の海外旅行は香港だったが、こちらも記憶にないがB747であったはずだ。それくらい私にとってはB747は切っても切れない存在であった。

しかし、何故、最近の人々は消えゆく物(者)に異常な執着を示すのであろうか。牛丼の販売が中止になると言えば、得意げな顔で「牛丼は文化だ」とか訳のわからんことを言いながら牛丼屋に集まってくる。ブルートレインが無くなると聞けば、スマホでパシャパシャ写真を撮って「いやー、私の青春だったから無くなると寂しいですねー」とかシラーっとほざいている。はたまた、「東京の老舗ゲームセンターの歴史に幕」とか訳のわからん物にまで別れを惜しむ始末。牛丼は別にしても、大概の物は、より良い新しいものが現われて、人々が古いものを必要としなくなり、利用者激減、、、といった負のスパイラルに陥って消えていくのである。消えていくというより、立派な世代交代、淘汰なのである。これがなければ進化は無くなってしまうのである。惜しむのも、消し去るのも人間の仕業なのである。しかし、牛丼はただの馬鹿だけど。。。B747もご多分にもれず、設計が古く、最新の飛行機に比べて、燃費の面だけでなく機内の居住性や乗り心地もよくはないから退役するのだ。すべて理由があるのだ。なんだか、別れを惜しむ”フリ”をしないと冷たい人、悪い人になってしまうようで気持ちが悪い。私が別れを惜しむのは、若くて綺麗な女性に対してだけである。
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