SSブログ

風邪 [フィリピン]

マニラで風邪をひいた。到着後早々にひいてしまったようだ。私は、しばしば旅先で熱を出したり、風邪をひく。かつては病気の達人とか病気のデパート横浜支店と謳われた男である。4月のマニラは日中35℃近くあって寒気がしないので比較的楽だ。ホテルの中ではエアコンを止めて布団に包まって寝てしまうだけなので問題ない。ただ、食欲が無く、歩くのがしんどい。旅先で寝ているだけだともったいない。そういう場合は気合と薬で乗り切ることにしている。薬はアメリカの薬が安くて効く。薬屋に行って、風邪だと言うと適当に薬を選んでくれる。以前、アメリカで風邪をひいた時、初めてアメリカの薬屋に薬を買いに行った。薬屋で、熱はどうだ、咳はどうだと聞かれ、最後に「いつもはどんな薬を飲んでいるか」と問われた。普段はバッファリンを飲んでいるのだが、あれは日本の薬だし、そもそも風邪薬ではないからなー、と困っていると、「どんな薬だ、どんな薬だ」と畳みかけてくる。しかたが無いので「バッファリン」と言ってみると、「あー、バッファリンね」とあっさり理解されてしまった。あれっ、日本の薬なのに知ってるんだと思ったら、バッファリンはもともとアメリカの薬でアメリカでも売っているらしかった。ただ、バッファリンはなかったので同じ成分のアスピリンをくれた。このアスピリンはえらく安く、確か100錠で5ドルくらいだったように記憶している。余談だが、以前アメリカのホテルで怪我をしたのでフロントでバンドエイドをもらおうと思った。しかし、バンドエイドを英語で何と言うのかわからず「指、傷、カット、血、テープ」と言ったらセロテープを出された。やけくそで「バンドエイド」と言ったら、ちゃんとバンドエイドをくれた。世界は狭く、私の知識は浅いのである。最近は海外で熱が高くて関節が痛かったりするとアメリカのファイザー製薬のアドビルという沈痛薬を処方される。これがデカいタブレットで良く効く上、眠くならないので愛用している。今回、フィリピンでアドビルを買うのは初めてである。ホテル近くの薬屋でアドビルを購入したが、10錠で80ペソ、日本円で180円くらい。日本だと同じ成分のエスエス製薬のイブを飲んているが、薬屋で買うと一回り小さいタブレット24錠で500円くらい。日本より少し安い。この薬のおかげで、毎日元気に遊んでいられた。そして、ホテルに帰って倒れこむように眠りに就いての繰り返し。もし、「GWは海外に何しに行ったんですか」と聞かれたら「風邪を治しに」と答えるつもりだ。
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:旅行

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント

トラックバック 0

羽田空港体温計 ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。