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タクシー [フィリピン]

個人的にフィリピンで一番使用するのはタクシー。タクシーはパブリックタクシー、エアポートタクシー、その他に潜りのタクシーなんかがある。パブリックタクシーは一般的な街中で捕まえる白いボディのタクシー。エアポートタクシーは空港にいる黄色いタクシーで、パブリックタクシーが空港の到着口まで入ってこれないため一般的には空港からはエアポートタクシーを使うことになる。また、ちょっといかがわしくて、タクシーを捕まえづらいような場所にいたりする潜りのタクシーがある。日本のタクシーと違うのが価格交渉。パブリックタクシーはメーターを使わなければいけないのだが、多くのドライバーがメーターを使わずに高めの金額を吹っかけてくる。発車前に吹っかけてくる奴はまだいい方で、メーターを使わずに目的地に着くととんでもない金額を言ってくる。東南アジアのタクシーはメーターを使わないことが多いが、フィリピンはやや悪質な感じ。私は価格交渉が嫌いではないが、何故かみんな嫌がる。パブリックタクシーは初乗り40ペソと安いので良く使う、、、というか徒歩を含めた移動の80%はパブリックタクシー。年がら年中暑いからタクシー。夜は危険なのでタクシー。徒歩10分のコンビニ、ドーナツ屋さんもスタバもタクシー。全部タクシー。タクシーは概ね日本車なので安心感がある。韓国製の車だったら安全面で不安だ。しかし、日本車だが、かなり古くてボロい。サビサビ、グラグラ、ガタガタ。雨漏りがあったりとかもする。フィリピンでは下水や排水の整備がちゃんとされていないので、大雨が降ったり、台風が来るとすぐに冠水してしまう。一度、日本に帰る日にかなり大きな台風に遭遇した。ホテルから空港にタクシーで向かう時、右側の窓が完全に閉まらないのでかなりの量の雨が入って来た。しかたなく左側のシートに座ってこれをやり過ごす。しかも空港に向かうために海沿いの道路を走っていたのだが、海からの飛沫も加わって物凄い量の水がタクシーに流れ込んできた。おいらすでにずぶ濡れ。運転手も前にいるのにずぶ濡れ。ダメ押しに冠水している道路にガンガン入って行き、時折、ドアから水が少し入ってきたりする。気が付くと足元の水位が大変なことになって足を床に付けていられなくなった。そして、タクシーが左右に激しくローリングすると、ちゃぷちゃぷ床に貯まった水が跳ねてくる。沈没する船に乗っている訳ではなくタクシーに乗っているのだ。しかし、タクシーの排気管から水を吸い込まず、エンジンが止まらなかったのは奇跡だった。
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