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Coffeeshop [オランダ]

オランダには有名な”コーヒーショップ”というものがある。大麻が買えるお店である。よく、くだららん冗談で「オランダでコーヒーショップに入ったら大麻が出て来て驚いた」とかいうのがあるが、そんなことはありえない。もはや世界中に認知されていてオランダでコーヒーショップに行くのは大麻を吸いに行くのである。行ったことがないが。コーヒーショップは街中で堂々と営業していて、しかも目立つ看板に”Coffeeshop”と出ているので見紛うことは無い。私は「おー、これがあの有名なコーヒーショップか」と見るだけで、その場を立ち去った。店の中はそれほど広くはなく、大抵はテーブルと椅子があるだけで、比較的窮屈な感じの店が多い。らしい。毎日、外から店内を覗いていた店はサイケなポスターが所狭しと貼ってあり、いかにも大麻を吸いそうなインテリアである。そのコーヒーショップには小さなカウンターがあってカウンターの中にオヤヂが立っている。オヤヂは店に入った客の好みの大麻や飲み物等を提供するのである。聞いた話だが、店には”メニュー”があるらしい。あまり大麻を吸ったことがないので軽めのヤツはあるかと言えば軽い大麻を提供してくれるみたいだ。そして、ビールはいらないかと聞かれるが酒が飲めないと答えると「大麻はコーラとやるのがいいんだ」と教えてくれると聞いたことがある。そんな時は素直にコーラを頼むといいようだ。価格は聞いた話だからイマイチ信用がおけないが、その軽い葉巻のような大麻は6ユーロだとか。それが高いのか安いのか適正価格を知らないのでよくはわからない。火をつけて煙を吸い込んでも煙草とたいして変わらない、だろう。吸い終わって店を出ても、なんら変化が無いらしい。じゃー、ホテルに帰ろうか、と思いトラムに乗ったと仮定する。トラムの椅子に座って、気が付くと降りる駅を乗り過ごして終点に着いてしまっていたとのこと。一度降りて、またお金を払い直して乗り、今度はちゃんと降りるぞ、と気合を入れて座っていたら、いつの間にか反対の終点に着いていたんだと。しかし、彼に聞くと、眠っていた訳ではなく、意識はちゃんとあるのだそうだ。そして、瞬間移動のようにあっと言う間に終点に着いているんだとか。なんとなく、危ないと感じたのでタクシーに乗ってホテルに戻ったそうである。その時も瞬間移動だったと言っていた。ホテルに着いて、少し眠くなったのでベッドに入ったらすぐに眠ってしまったと伺った。翌日は寝起きが爽やかで、時計を見ると12時間くらい寝ていたと話してくれた。これはすべて人から聞いた話である。そして、これはフィクションであり実際の人物、団体とは一切関係ありません。
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